みなさん、こんにちは。株式会社シャノンの村尾と申します。
BtoBマーケターのみなさまの中には、「平日と週末のメルマガ、どちらが反応いいの?」と興味抱いていても、「週末にメールを送ったら迷惑に思われて配信停止が増えてしまうのでは?」という考えから実際にテストをするのは怖いというお悩みをお持ちのかたも多いと思います。
そんなみなさまのお悩みにお答えするために、シャノンは同じ内容のメールを平日と週末に送り、どちらがより多くの人にクリックされるか、また週末のメール送信時に配信停止率が上がるかどうかを調査しました。その結果をご報告いたします。
テスト結果から得られたデータをわかりやすくお伝えするので、ぜひ最後までお付き合いください。また、記事に加えて弊社のマーケ部メンバーが動画にもまとめていますので、あわせてご確認ください。
シャノンコンテンツアシスタントでは、主にセミナー集客メールのタイトルと内容、記事集客メールのタイトルと内容、記事本文の生成が可能です。
⇒マーケティング専用 生成AIクラウドのサービスサイトはこちら
BtoBでの週末メール、クリック率はどうなのか?
まずはクリック率の結果をご報告いたします。
結果はきっとみなさんの予想通りの結果です。平日に送ったメールのほうが、週末に送ったものに比べてクリック率が137%も高かったです。
では、なぜこのような差が出るのでしょうか。
仮説ですが、土日にもメールをチェックする習慣がある人が一定数存在すると考えられます。一方で多くの人は週末に届いたメールを月曜日の朝にまとめてチェックしていると考えられます。みなさまも月曜日の朝一番は多くのメールが溜まっていて、じっくり読むよりも放置、もしくはまとめて削除していませんか?このような状況だと考えると、やはり週末より平日のほうがクリック率が高いという結果は予想通りかもしれません。しかし、実際のデータを見ていただくことがみなさまのお役に立てると思っておりますのでご参考ください。
週末のメール、配信停止されないのか?
イベントの集客が厳しいときや緊急のお知らせがあるとき、週末であってもメールを送らなければならない状況もあるかと思います。
平日のほうが効果的だとわかっていても、場合によっては週末にメールを送らざるを得ない。そんなとき、週末にメールを送ると、もしかして配信停止が増えてしまうのではないか?という不安がありますよね。
このような不安をお持ちのみなさまに向けて、週末のメール送信が配信停止率にどう影響するかをご報告いたします。
結果、週末に送信したメールの配信停止率は、平日に比べて変わりませんでした。
事前の仮説では平日に比べて週末のほうが配信停止率が上がると思っていたので、この結果は正直意外でした。ホッとする反面なぜこのような結果になるのか疑問が生まれます。
なぜしょうか?
「BtoBでの週末メール、クリック率はどうなのか?」で、週末のメールは月曜日に読まずに捨てられる確率が高いという仮説をたてました。この仮説が正しいとすると、そもそも開封されずに捨てられる場合は、クリックもされないが配信停止もされないと推測されます。
このため、週末のメール配信は「クリック率は低いが配信停止のリスクは高くない」と結論づけられます。
これは決して週末に何でもかんでもメールを送って良いということではありません。緊急性がある場合でも、受け手にとって価値のある内容かどうか、さらにはタイミングや表現にも注意を払う必要があることは当然のことです。
週末にメールを送らざるを得ない状況にあるみなさまにとってこの情報が少しでも心理的負担を軽減し、より効果的なメール送信を行うための参考になれば幸いです。
平日と週末の違いはわかった、土日に違いはあるのか?
ここまでくると、同じ週末でも土曜日と日曜日で違いがあるのかも気になりますよね。ここも検証しましたので結果をご報告します。
結果は、土曜日と日曜日でクリック率、配信停止率に違いはありませんでした。はい。
最後に、メールを送るタイミングは非常に大事です。もちろん、通常は平日に送るのがおすすめです。
しかし、「自社の力を入れたイベントの集客状況が芳しくない……」など、週末にメールを送りたい事情が発生するときがありますよね。
そんなときは、今日の内容を思い出してください。内容やターゲットに合わせた丁寧な配慮が必要ですが、週末だからといって過度に心配しなくても大丈夫そうです。
この内容が、みなさまのメールマーケティングの参考になることを心から祈っております。
最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。
また、シャノンコンテンツアシスタントでは、主にセミナー集客メールのタイトルと内容、記事集客メールのタイトルと内容、記事本文の生成が可能です。
⇒マーケティング専用 生成AIクラウドのサービスサイトはこちら