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こんにちは。シャノン マーケティング部の中村です。

シャノンでは2019年8月からウェビナーを配信しています。
当初は月1回のペースでスタートしましたが、現在では週1~2回のペースで開催し、ありがたいことに年間で延べ11,000名以上の方にお申し込みいただいております。

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この記事では、ウェビナーの集客から配信、フォローまでの気になる数字をシャノンの実際のデータにもとづいてご紹介します。
ウェビナーをこれからはじめる方はもちろん、すでに実施されている方もぜひご参考ください。
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視聴維持率は85%以上。リアルと変わらず視聴してもらえる

リアルセミナーと比較すると物理的な拘束がないため、「ウェビナーは本当に視聴してもらえるのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。シャノンでも同じような疑問を持ちながらウェビナーをはじめたのですが、実際に配信してみると意外な結果が出ました。

シャノンのウェビナーでは事前に申し込んだ人のうち、65~70%の人が当日に視聴URLを開き、平均で22~25分間視聴いただいています(30分ライブ配信のウェビナーの場合)。

さらに参加者の85~90%が最後まで視聴していることから、ウェビナーはリアルセミナーと変わらず高い割合で最後まで視聴いただけることが分かりました。
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アーカイブ配信の視聴時間は、ライブ配信の30%程度

継続的にウェビナーを実施するようになると、「毎回ライブ配信するのは大変」「一度配信したコンテンツを後日、アーカイブ配信したい」というかたも多いでしょう。

シャノンのウェビナーはYouTubeでのライブ配信が多く、配信後は同じ視聴URLでアーカイブ動画を見ていただけるようにしているのですが、ライブ配信の方が圧倒的に視聴時間が長いです。
以下の表で実際の視聴時間をまとめていますが、30分間のウェビナーでライブ配信したときの平均視聴時間が20分台なのに対し、アーカイブ配信の場合は10分未満とほとんど視聴されていないことがわかります。

この結果から「いつでも見れるもの視聴者にとって一見便利に思える反面、日々の業務を進めながらウェビナー用の時間を確保して視聴するのは難しいのではないか」という仮説を立てることができます。

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ここまで、長く視聴いただけるライブ配信をおすすめしていますが、一度配信したウェビナーコンテンツは有効に活用したいですよね。そこで、シャノンでも実施している2つの方法をご紹介します。

生録配信

「ライブ(生)配信+アーカイブ(録画)配信」を組み合わせた形式です。
テレビの収録番組のように、事前に収録されたものを日時を決めて配信します。

ただ配信するのではなく、はじめのあいさつや終わりの質疑応答をリアルタイムで行うと、生配信と同様に参加者とのコミュニケーションが取れます。
シャノンで実施した結果ですと、生録配信はライブ配信と同様に、最後まで視聴いただける割合が高いです。

獲得施策としてのアーカイブ配信

一度配信したウェビナーのうち特に好評だったものは、獲得施策として再活用することもできます。
先にご紹介したように、アーカイブウェビナーの視聴時間は短い傾向にあるので、獲得後のフォローもセットで実施する必要があります。

以下の画像は、実際のシャノンのアーカイブウェビナーのページです。
このようなページをセグメントメールでご案内し、

  • 一定時間視聴した
  • 視聴後にアンケートにご回答いただいた

など、興味・関心が高い方に関連する資料をお送りしたり、電話によるフォローを実施します。

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CVRはメルマガの2倍。ここぞというときに使いたい単独メール集客。

ウェビナーの集客についてシャノンでは、主に運用型広告とメールを利用しています。

まず、広告のCPAは2000~5000円の間を推移しています。
コロナの影響が強かった2020年5月ごろは1000円以下でしたが、現在は高騰しています。
ただし、資料請求のCPAより安いので、金額面では使いやすい集客方法と言えます。

つづいて、メールのCVRは、1つのウェビナーを告知する単独メールは0.5~0.75%、複数のウェビナーを告知するメルマガでは0.2~0.3%です。

数字だけを見ると、単独メールの方が集客効果が高いのですが、ひとつのウェビナーにつき一回しか配信できないデメリットもあります。そのため、配信するタイミングが重要です。

シャノンのウェビナーは配信まで1週間を切ってからのお申し込みも多いため、単独メールは日にちが迫ったタイミングで送ることが多いです。

直前の集客のみに頼るのは担当者の心理的負担も大きいので、1ヶ月半ほど前から運用型広告やメルマガで少しずつ集客を進めて、ここぞというタイミングで単独メールを送りましょう。

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ウェビナーのアポ率は10%程度。興味関心を引き上げるひと工夫とは

最後に、事後フォローについての数字をご紹介します。

シャノンのウェビナーをご視聴いただいた人のうち、事後フォローでアポイントにつながるのは、比較・検討層向けの製品を紹介するデモウェビナーで10%程度、興味、関心を引き上げるウェビナーでは5%程度です。
これは、リアルセミナーと比較すると低めの数値となります。

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ウェビナーは、移動の制約がなく気軽に申し込めるため、リアルセミナーと比較して参加者が増える傾向があります。
この点で、これまでのリアルセミナーでは獲得できなかった新たな層の顧客を獲得できる施策と言えます。

しかし、担当者が個人的な情報収集で「こっそり」参加しているケースが多いのも事実です。

ウェビナーの「こっそり」参加については、こちらの記事「シャノンが実施したアンケートによると「こっそり参加」が3割以上。ウェビナーの参加実態とは?」をご覧ください。

この「こっそり」参加している人がいることも想定して、ウェビナーでは直後のフォローで直接アポイントを獲得するだけではなく、社内を巻き込んで検討してもらうための工夫が必要になります。

一例ですが、

  • アンケート回答者には社内で共有したくなるようなアーカイブ動画を送付する
  • 講演資料だけではなく、社内で稟議をあげるときに使える資料を特典として用意する

といった方法も挙げられますのでぜひご参考ください。

ここまで、「たくさんウェビナーを開催しています」「たくさん集客しています」といったシャノンとしても実績としてご紹介しやすい数字からはじまり、
集客から配信、フォローまでリアルな数字をお伝えしてきました。

私自身、この記事を作成するために改めて数字を振り返ってみましたが、アポ率などまだまだ改善の余地があると考えています。
毎週ウェビナーを実施するなかで、よりお役に立てる情報がございましたら今後も記事として公開しますのでご期待ください。

関連資料のご紹介

ウェビナー実施を検討されている方で、配信方法や具体的なオペレーションについて知りたい方は、ぜひ以下の「ウェビナーはじめかたガイド」をご活用ください。

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最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。
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また、シャノンコンテンツアシスタントでは、主にセミナー集客メールのタイトルと内容、記事集客メールのタイトルと内容、記事本文の生成が可能です。
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